ALiSYN
"Pro race series 21"
Ultimate Hyper Lubricants
 ・・・っそ、究極のオイル。(^^)

新たな取扱品目にアリシンが仲間入り

平成14年6月30日

7月10日追記: 初めのほうに アリシンの粘度調整について
H14・8月2日: PDFファイルを追補
H14・11月27日: 「粘度調整」追記
H15年6月10日: 
アリシンのグリスが仲間入り
H16年3月9日:最初のオレンジ枠の下にPDFファイルを追加
H16・5月17日: 「粘度調整」追記しました。
H21・11月13日: 粘度調整情報見直しとcSt追記

 

アリシンのラインナップは次の通りです、
話題の新製品
H16/5/10リリースのアリシンNa10-Miracle(非ニュートン添加剤)に関してはこちらで
 

  • ALiSYN
    ProDrive21

    4CycleOils
0W
0W20
10W30
15W40
20W50

US-QuartBottle 

  • ALiSYN
    ProPower21

    2CycleOils
US-QuartBottle
  • ALiSYN
    ProGear21

    GearOils
75W90
85W140
(GL-4,GL-5)

US-QuartBottle 



※LSDにご使用の際は
1Qにつき4oz(1本)のアリシンLSDAを添加して下さい。



アメリカの単位:
 
Quart は Gallon の1/4を意味します。

 ガロンは約3.784Lで
 クォートは約946mlです。
PDFファイル: 0W 0W20 10W30 15W40 20W50 75W90 85W140
ALiSYN シンセティック・グリースも新登場!


↓ こちら私自身もまだ未体験のグリスではありますが、これまでアリシンのその他オイルを使用する限り
 充分期待に応えてくれるモノと予想しています。

ALiSYN
High-Performance Synthetic Grease
1 cartridge of 3.5oz

3 cartridges of 3.5oz

 こちらはマルチパーパス、いわゆるMPグリス。
 PTFEソリッドを含みますが、恐らくは流動性向上が目的?
色は薄いベージュ?かな・・・、黄色っぽくはありません、むしろ白っぽい。

3本セットがお買い得ですが、どれも紙カートリッジから少し油が染みています
予めご了承下さい。
<(_ _)>
アリシン・マルチパーパスグリス
ALiSYN
Ultra High Temperature
Synthetic Wheel Bearing Grease
1 Jar of 14oz
 こちらはハイテンプ・ベアリング・グリス。
 ホィールBRGは勿論、CVに使用するならばこちら。
モリブデン・ベースの真っ黒系チャコールグレー、
PTFEは配合されていません。
こちらは密閉できる容器入りなので保管に便利です。
アリシン・ハイテンプベアリンググリス




この度、新たにアメリカ製オイル「ALiSYN」の日本代理店権を取得し、従来の業務に加えてこれの輸入販売を手掛ける事になりました。
その名も「アリシンProシリーズ21」、メーカーはオハイオの Aerospace Lubricants, Inc. といいます。
(米国ALi社のページはPromnetというアメリカのサーバーにありますがサーバーの都合で外国からのアクセスが制限されて繋がりにくいことがあるようです、ご了承下さい。)


読んで時の如く、米国ではエアロスペース関連を始め産業用潤滑油を主力に幅広いアイテムの供給をしているメーカーで、
産業用の分野では米国トヨタへの納入実績もあるものの・・・残念ながらこれまで日本での知名度は殆ど無し。
この為、日本には今回初上陸となる「ALiSYN」ですが日本のユーザーさんへの供給を担当させて頂くにあたり、以下簡単にご紹介申し上げます。

註1)アリシンはその桁外れの「剪断安定性」の為に通常よりも軽めの粘度を選択頂けるところに最大の利点があると考えます、オイルフィルムが確実に確保されていればオイルは軽い方が良いというのがこのアイテムを押すポイントです。
註2)アリシンはまた桁外れの「清浄分散性能」を併せ持ちます、エンジンが新品でない限り市販品のどのレベルのオイルに於いてもエンジン内部には何らかのアリシンによって溶かし出されるデポジット(汚れ・酸化物)が少なからず存在します。誠に申し上げにくく残念なお話がら、あなたがこれまで最高だと信じるどんなオイルを常用されていたとしても・・・という話です。
潤滑の最大の敵は「金属表面のゴミ・汚れ」です、つまりこれを排除して初めて高度な潤滑を実現出来る事と、その清浄を維持する能力こそが最高度に求められるのがレース仕様です。
コレを適正に常用する限り「フラッシュの必要は皆無になる」と申し上げればご理解を頂けるかと思いますので、そのご理解に対して最大の期待を致します。
使用中に汚れを残さないオイルこそが最大のパフォーマンスを維持する条件として重要なKeyとなります。
真実のベクトルとしてその「点」の位置は非常に明快ながら、それを容易に現実にすることの出来ないのが険しい究極の道の定めです。

アリシンProSeriesはそうした要求の中でF−1レベルのエンジン・ビルダーが選択したオイルそのもの。
F−1でもTopクラスで凌ぎを削る数チームからの隠密の要求に供給され、この数年実戦で働く正真正銘の最上位レーシングオイル、偽りのないそのオイルそのものです。


  • アリシンの粘度調整について: July 10 '02 New!!

    アリシンのオイル粘度ラインナップが従来扱っていたレッドラインとは異なる為に
    「異なった粘度のアリシンのオイル同士を混合して使用する事は出来ますか?」
    といったご質問をいくつか戴いておりましたので、ちょっとアリシンの担当に確認してみました。


    【問】
    5W30の粘度を要求するユーザーさんが、例えば
    「0W20」と「15W40」とか
    「0W20」と「20W50」といった具合に
    自分で異なる粘度のアリシン同士を混合して要求粘度に近づけて使用する事は
    何らかの副作用を伴わずに問題なく行えるでしょうか?

    【答】
    アリシンのオイルはすべて、ユーザーさんがそれを望む場合には
    顧客サイドでそれらの要求された粘度に調合が出来る様に特にデザインされています。
    5W30の粘度を達成するためには、0W20と15W40を混合されるようにお勧めします。
    私達には、それを正確に行う大勢のユーザーさんがいらっしゃいます、
    オイル本来の持つ固有の優れた特性は、この混合によって少しも影響される事はありません。
    敬具


    ・・・という回答でした。
    これで、「安心して粘度の調整が出来る」という事が明らかになりました。
    メデタシメデタシ。
    (^^)

下のリンクからPDFファイルを開いて調整比率の「例」を参考にして下さい。

Adobeのアクロバットリーダー、お持ちでない方はこちらでダウンロードして下さい。

PDFファイル(英語)です、5W30の調整法 & 10W40の調整法

PDFファイルの 上段の表はSAE規格の表示で、下段の表は摂氏100度下のアリシンが有する動粘度です。
(表の部分は5W30と10W40に同じモノが表示されています)

さらに・・・「オトナの話」(笑)


5W30と10W40以外にも「粘度調整」は下記の通り、(^^)
0W40と5W40の内容が逆にアナウンスされていたので訂正しました(Dec.10’02)
0W30を追記しました(Dec.10’02)

 
新たにラインナップされた油種による全ての「粘度調整表」です。

これで粘度は思いのまま!!


既成の粘度調整粘度


<<0W 3.16cSt   ← 《cSt@100℃》

0W10 = <<0W (50%) / 0W20 (50%) 4.33cSt

5W10 = <<0W (40%) / 0W20 (60%) 4.61cSt

0W20 5.98cSt

5W20 = 0W20 (80%) / 10W30 (20%) 6.67cSt

0W30 = 10W30 (85%) and 0W (15%) 8.68cSt

5W30 = 15W40 (75%) and 0W (25%) 9.14cSt

 or 15W40 (55%) and 0W20 (45%) 9.25cSt
 or 15W40 (63%) and 0W20 (37%) 9.89cSt

10W30 10.55cSt

0W40 = 20W50 (65%) / 0W (35%) 9.63cSt
0W40 = 20W50 (72%) / 0W (28%) 10.99cSt

5W40 = 20W50 (80%) / 0W (20%) 12.84cSt
5W40 = 20W50 (75%) / 0W (25%) 11.65cSt
 or 15W40 (85%) / 0W (15%) 10.67cSt
 or 15W40 (85%) / 0W20 (15%) 11.92cSt

10W40 = 15W40 (88%) / 0W20 (12%) 12.24cSt

15W40 13.60cSt

0W50 = Not Available(不可)

5W50 = 20W50 (90%) / 0W (10%) 15.72cSt

10W50 = 20W50 (93%) / 0W (7%) 16.72cSt

15W50 = 20W50 (90%) / 0W20 (10%) 17.02cSt

20W50 19.40cSt


▼ラビリンス

迷路回避の為には上記のチャート通りにブレンドして下さい。
上記のチャートに存在しない混合比はあなたを迷路に陥れます。
いきなり「適当な混合比」というのは、ご自分の現在位置が不明になりますから結果的に遠回りとなります。
ご注意下さいね!


使いながら粘度調整の実際「よもやま話46」はこちら

ここまでややこしくすることもないのですが・・・





Jammerさんプレゼンツ

(山形・高畠オフの常連さん。アコードSiR乗り)


ALiSYN 簡単粘度調整

Jammerさんのご厚意で作成・運営頂いております
CGIで粘度調整に必要なオイル量の参考値(必要な油種と本数)が簡単に得られます
スクリプトは確認済みのハズですが、念のためご自分でも計算してみて下さいね。(^o^)


↑CGIスクリプトです。ここからGO!!





「ALiSYN」の語源とオイルの素性:

「ALiSYN」の「ALi」は社名 Aerospace Lubricants, Inc. の頭文字で、
これに化学合成を意味するSyntheticの「SYN」が付いて「ALiSYN」は「A.L.Inc. のSYNTHETICオイル」を意味する登録商標です。

「アリシンProシリーズ」は「エステル+PAO」の100%化学合成油で、
メーカーサイドが製品としてのオイルに事前に添加している添加剤成分としては全体にすれば微量ながらも
ギアオイル、エンジンオイルにはどの粘度にも非常に高価なアンチモンを添加した特許パッケージだけでなく
「特に厳選された比類のない高価な添加剤をふんだんに用いた添加剤パッケージ」がメーカーの自慢です。

となると、高価な添加剤成分の為にそれは当然「売価に反映されている」ワケで
A.L.Inc.のWeb上にあった表現を用いると

普通のオイルはAPI基準の表示をギリギリ最低レベルで通過出来る程度の性能をクリアする為に
「一番安い添加剤のパッケージ」を使用するのが常ですが、ALiSYNは違う、
そうではなくて「非常に高価な添加剤を贅の限りを尽くして使用」しています。
ALiSYNのモーターオイルは高性能レースエンジンに耐えうるデザインをしているのであって、
API基準内での使用を前提にしたエンジン用とはレベルが違います。
しかしながらこの為に製品には上記の理由から大きな価格差が生じてしまうので、
ナゼそんなに高価なオイルを使うヒトがいるのか?といった疑問を持たれるかと思いますが、
その理由は”幾つもの(譲れない)メリットがあるから・・・”という事です。(大意)

と、書かれています。

で、確かにALiSYNの現地販売価格はアメリカ現地で販売されている他の高級オイルと比べてもかなり高価です。
例えばある輸入オイル業者がアメリカの現地オイル販売価格($)に500という係数を掛けると日本のオイル事情で云う「円表示」となるという説明をされている方がいらっしゃいました、
アリシンは1クォート当たりの販売価格がアメリカ現地で約10ドルですからこれに500をかけた「5000円」というのが通常の流通価格として適正とされているという意味です。
円ドルの為替を加味するならば1ドル=120円とすると「6000円」ということにもなります。

ただ、アリシンに関しては「輸入直販」という形態で中間の業者を排除してお届けする限り、価格面ではアパレル製品と同等の現地価格差による販売をさせて頂いております。
油種製品には日本国内のタダでさえも高額の倉敷料だけでなく「油種」という品目に由来する無限宇宙ともいえる加速度的な蔵置費用が必要になりますので
最大限の努力を以て現在の価格を実現しています。
その意味でも他のどの有名ブランド・オイルよりも、性能部分に於いて甚だしく優位性を持つ製品が更に安価にお求め戴けるというカラクリなのでご安心下さい。
以上、アリシンが非常に高価なオイルであるという事はこれで充分にお解りを戴けたかと思います。

清浄性を維持する性能も充分に持ち合わせている為、ディーゼル用にも安心してご利用戴けます。

 


 

アリシンのご注文時のご注意。

2ケース(24本)までの送料は下記の一個口料金でOKです、
2ケース毎に「一個口」とご理解下さい。
その他の混載貨物が最初の1ケース内に収まらない場合は発送の前に追加送料をご案内差し上げます。


  

料金システム(送料の部分)が一部変わりました、

 


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