ちょっとビックリな話をひとつ、
GSでガソリン水抜き剤のセールス、
それ自体はよくありますね。
目次
今回はちょっと新手の話でしょうか、困ったものです。
先日、レンタカーで1tトラックを借りたときのお話、
満タン返しなので
返却直前に初めて行った一番近いGSで….私はいつも貝印。
「レギュラー満タンお願いします」 ←(返却レンタカーにハイオクはいりません);
給油を始めたスタンドのあんちゃんが
矢継ぎ早に 運転席へ戻って来て こういった・・・
「水抜き剤を入れないと穴があいちゃいます、ガソリンだけでいいですか?」
開口一番、しどろもどろで、
最初何をいっているのか分からなかったのですが、
呪文を唱えるように何度か呟きます。
私の目でなく鼻先に目線を据えているのがなんとも不気味なあんちゃん^^;
「はぃ^^?」
はたと我に返って「水抜き剤?」と尋ね返すと
「そうです、水抜き剤を入れないと◎△#~×が錆びて穴があきます、
今回このままガソリンだけでいいですか?」
やっぱり呪文のような鼻先に向かって棒読みのフレーズ・・・。
・彼は続けてこういった、
「マフラーから水の出ている車をよく見ませんか?
ガソリンタンクに溜まった水でマフラーが錆びると穴があいてしまいます。
水抜き剤はいつも入れていますか?」
呆れた・・・
ガソリンタンクに水が溜まるとマフラーに水が出て来て
マフラーが腐るといいました・・・。
ああ、嗚呼、なんという・・・。
- ガソリンタンクの水分は直接マフラーには行きません
- マフラーからの水分は完全燃焼に近い快調のあかし
- 最近の乗用車マフラーはステンレス製なので穴はあきません。
続けて何をいいだすか面白そうでしたが、
そうそうお相手もしていられなかったので
「レンタカーですから・・・。」と申し上げたところ、
あっさりと引き下がられました。 「あ、そうですか。(-_-)」
一件落着?(笑)
・従業員さんご本人に悪意はないだろうと思います、
確認をしていませんが販売店が独自で扱っている商材でしょうか。
また貝印さんに対しても悪意はありません、
むしろ私としてはかなり好意的なはずですのでお間違いなく・・・。
さて、
◆燃料はHC、ハイドロカーボン
完全燃焼すると、燃焼とは激しい酸化のことなので
HC+O2 → H2O,CO2. つまり、水と二酸化炭素になります。
◆マフラーから水が出るのは燃焼状態のよいことを示すサインです
こんなセールストークで水抜き剤を入れられちゃう消費者?
お気の毒です、 ただ、情けないことに
こういう業者が後を絶たない業界です
典型的な買う人がいるから存在する商品?
もしも使用する場合はここを確認
・アルコールは金属類に対して腐蝕の可能性がありますので、
その意味での危険度を少なくするため、使用する場合は
金属腐食の少ないイソプロパノール原料の製品かどうかを確認しましょう。
- ガソリンタンクへの水分混入は
- タンク内部の空気に含まれる水蒸気が温度差により
- ソーダ水のコップ外側につく水滴のように
- タンク内部の壁面に結露したときに起こります。
- 回避するには
- 出来るだけ満タン状態を心がけてください。
- 燃料のフィルターは汚れの濾過だけでなく 水分を分離する仕事もしています。
最近の燃料タンクは樹脂製が殆どですから、
燃料タンクが錆びることもありません。
10年15万キロ時点で通勤とサーフィンのクラウンバンで
燃料タンクの中身を全部下から抜いてみたことがありますが
燃料以外何も出て来ませんでした。
・いつも満タンを心がけていた車両です。
排気の水分は「良い状態」です
では悪い状態というのは?
燃焼状態の悪化とその要因は?
【燃焼状態の悪化】
エンジンを使い込むにつれて排気ガス中には
燃えなかった燃料HCと酸化しきれなかった一酸化炭素COの数値が上がります。
黒っぽくなるのは燃やせなかった炭素Cの燃え残りです。
【その要因は】 ここが重要、
- 燃焼するガソリンはエンジンの中に少しずつ燃えカスを残します、
- 最初に汚れるのは燃焼室で一番大切な圧縮を受け持つ場所=
- ピストンリングが汚れを掻き取りますが
- 徐々にここも汚れてくるため
- 圧縮抜け(ブローバイガス)が増加する
簡単にいえば、それだけの話です。
エンジン内部に汚れを溜めないため
あなたにも出来ること 知らずに過ごしていると
- ガソリンを燃やした量に比例した汚れがエンジン内部に残ります
- つまり、オイル交換サイクルの考え方も正確にいえば
- 走行距離数よりも消費したガソリンの量が正確な目安になります。
燃費が悪い?
アイドリングをしていても燃料は消費します、 つまり渋滞も同じ。
急加速をすると燃料が沢山燃えます、 上り坂、レーシングも同じ。
燃費がいい?^^♪
逆に、60キロ~80キロ定地走行では
最良の燃費結果が出る=消費する燃料は最小。
距離だけでエンジン内部の汚れを読み取ることは出来ないのですが、
業界の通例として便宜上、走行キロ数を目安にしています。
◆その意味からも日頃から、オイルの色を観察するといいことがありますよ!
エンジンの内部が汚れないように?
オイル交換の意味は内部の汚れを外に出す、
これが一番の仕事。
いつも新車みたいな快調って運転が楽しくてワクワクします、
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