「高性能プラグ」について

平成11年3月22日

最近、プラグのお問い合わせが多いので
その後の私の体感テストなどの経過も交えてご報告しようと思います。


色々とメ−ルをいただいていますが、

皆さん一番気にかかってみえるのは例の「360度3段飛び」というやつですね。
接地電極が「クギ抜き」(ヘビの舌ともいう)状になっているS.F.というヤツもあります。何処がトリプルだか知りませんがこれのトリプルというのもあります。
クギ抜きプラグは3000rpm辺りからのトルクアップを体感したという話も聞きます。
ただ、クギ抜きヘッドは大きく膨らんでいますから混合気の流速を妨げる事は否めません。従って3000rpm辺りからになるんだと思います。私としては市販品ならばその中でもっと良いものを探します。値段の事も付きまといますからね。それで3000といわず底からトルクの上がる方が嬉しいでしょう?


プラグの変更による体感について:

まず第一に最近気付いた事ですが、使用オイルを変更したりオイル添加剤を実際に使ってみて「効果を感じにくいヒト」は恐らくプラグなどの変更による変化も体感しにくい。
といった事があるようです。
当初プラグの話を書き始めた頃に
「体感できるほどの違いはないようだ」と記述してしまいましたが、はっきり言ってそれは「間違い」でした。
それは、私自身が確認してみてその差を「はっきりと判るレベルだ」と感じた為で、その点はお詫びしなければなりません。(すいませんでした。)
で、これはどういう事なのかというと
逆に、敏感なヒトはプラグによる変化も感じ易い。といった傾向があるという訳ですが、ただ単に「それだけのこと」ではなさそうです。
というのは「潤滑」に関してより良いものを使用している事による「相乗効果」というものがあるようだ、という点です。(つまり、私が敏感だという事でもなさそうに思います。)

ちょっと前置きが長くなりますが
基本的なオイルメンテナンスも実は松竹梅のコースランクがあっととして
普通に信じられているコース以上の神の領域で使用するようなレースオイルがアリシンだとしても、あくまでもそれは潤滑という視点で最善を目指すためにエンジン内部の汚れを排除する方向で桁外れな性能を併せ持つオイルだとしても・・・
(長いセンテンスだな・・・)
その効果を最大限に引き出す為の日頃の注意事項というのをこちらのHPでもご提案しています、
それは繰り返して言いますが
「エア・エレメントのメンテナンス」
「フュエル・ラインのメンテナンス」
等です。
これらは、より良いパフォ−マンスを得る為には必要不可欠なチェック項目です。
つまり、これらはベ−シックな「日頃の簡単なメンテナンス」という意味においてです。HPの標題通り「ベストな・・・」をご提案しているという意味ですね。

実際には最高位のレースオイルによる「潤滑」の改善(最適化=BESTという意味)によって戴く評価は
「エンジンのバランス取りを行ったような感じになる」
といわれています。
これが「高いレベルの潤滑」の効果という訳ですが実際には部品をどうこうしている訳ではありません。


そしてプラグの場合、決定的に違うのはプラグの選択は「部品の選択」だというところでしょう。
ごくごく親しい30数名のユ−ザ−さんにご協力いただいた例の「加工プラグ」のインプレからもお分かりになると思いますが、あれは部品の改造です。
「潤滑」という分野の仕事ではありません。
つまり「部品の改造」である事をご了解いただいた上で試していただいた「加工プラグによる変化」は、彼らにとって市販されている「高性能型」や「異型」よりも優れていたという話です。ただ、この優れていたというのは体感上「優れていた」という話であって「工業製品としてその信頼性が優れている」という評価ではありませんから根本的に比較になるものではありません。

この「加工」を色々と試してみる過程でどのプラグが良いかという事も浮き彫りになってきましたのでご参考になればと思います。



今のところ加工(チューニング)しない場合もチューンする場合も
NGKのIriシリ−ズとIXにIX−P(イリマックス)←現在はこれがイチオシ!!

市販品の中でお勧めは(いわゆる高性能プラグ・順不同)
ChampionのProjectGold
BoschのBluePlatin
NGKのIriシリ−ズとIXにIX−P(イリマックス)
←現在はこれがイチオシ!!
DensoのIridiumPower

 

体感テストの結果は「プラグでエンジンの表情が変わる」でご報告しております

 

後ろの2社製品に関しては純正タイプといわれるOEM供給品がありますが、これは性能評価の基準が「いい感じか?」というドライバビリティよりも「耐久性」「メンテナンスフリ−性」といった方向性での性能評価で選定されておりますので「体感したい場合」には不向きです。いうなれば「ほったらかしにしたいヒト向け」です。

Denso製イリジウムをお勧めする理由は「中心電極が一番細い」という部分と「接地電極のUカット」これにより混合気の流速を妨げない一番の性能が期待できること、それにUカットで火炎核の成長を促進できるという部分。「接地電極の太さも比較的細く、そのエッジも面取りが施された形状になっている」為妨げになる部分も最小限です。
唯一の問題点は「接地電極の本体への溶接部の肉盛りが余分に付いている」為に少し邪魔になりそうだという点です。(マニアックな話ですいません。チューニングという観点からみるとそう思えるんです)

 


純正プラグ以外にも上記市販プラグ、永井電子のウルトラ・シリコン・コードも取り扱っておりますのでまたお問い合わせ下さい。(^。^)



プラグを交換して「静かになる」というのは奇異な感じを受けるかも知れませんが事実相当静かになります。

ある一定の回転数以上で負荷をかけた時にエンジンの発する「グロロオ・・・」という音は「確かにエンジンが頑張っている感じ」がしてエキサイティングなのかも知れませんが、もっと効率の良い仕事をする時にはその音が小さくなっていても不愉快ではない筈です。(それを体感した時にはそう思う筈です)

プラグの形状による変化というのは明らかにあります。

で、色々とその変化に表情があったりもするわけです。


バランスの良い状態というのは必ずやエンジン本体のノイズは減少する傾向の筈です、
そしてカラの吹けが向上し=アクセルに対する呼応性が改善し
なおかつトルクの乗りがリニアになる傾向となります。


プラグ:半沿面プラグというのがドイツ車に多く見受けられます。

2極、3極といった接地電極を持つものです。ベンツ、アウディ、ワ−ゲン、オペルなど・・・。

詳しくはまた述べますが日本の環境での市街地走行がドイツのアウトバ−ンと比べてノロノロである事は今更説明の必要はないでしょう。これらの純正プラグは実際に覗いてみると結構コテコテです。構造上のメリットである筈の沿面によってカ−ボンの焼き切りが出来ていません。

シングルア−スのイリジウムの方が燃費とフィ−リングは良くなり、静かになります。


工事中です(990322)


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