「ス−パ−・ブロ−・カット」と「パ−シャル・ブロ−・カット」(仮称)の実際
体感テスト
1月13日追記
実はこの話、私も昨日知りましたが既に公開されている「特許」でした!
先のペ−ジでもご案内致しました通り、某アナログ雑誌に数年前に紹介された事があるようですが、こちらのHPにご紹介している関係上「権利関係の確認」をして下さった方からご報告を頂きましたのでお知らせします。
日本国特許庁 公開特許公報 | ||||||
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私の感想から申し上げれば、明らかな効果が認められましたし、テストにご賛同頂きご協力頂いた10数名15台余りの有志の皆さん全員が「驚きを隠せない状態」でした。こんなプラグがあればいいのにというのが本当に率直な感想です。
日本には世界有数のプラグ・メ−カ−が2社もあります。
点火するだけの機能から整流・攪拌の機能を兼ね備えた「新次元」のプラグが信頼性の高い工業製品として私たちに供給される日を心待ちにし始めるこの頃です。
発明者でいらっしゃる 松下 晴光氏 に心より敬意を表します。
ちなみに、ホンダさんもこの「接地電極」に関してはその先端部を中心電極に対して垂直にスリットを入れ、その終点部分を中心電極の接地電極側で円形にくりぬく事で「接点を増やし、能率を上げる」という内容で特許を取っているそうです。丁度万年筆のペン先の様な感じをご想像下さい。でも、接点の問題ですから「整流・攪拌」とは違いますね。
今回ご紹介したプラグの加工方法を図解してご紹介します。
ご自分で加工して試される方は参考にしてみて下さい。
- ブ−ストアップ、ハイコンプ、コンピュ−タの積み替えなどエンジン本体の負荷を上げるような改造を行っている場合はもともとプラグが異常に過熱する可能性があります。この様な場合にはお勧めできません。
- タ−ボ車に使用される場合は特に経過を慎重に観察して下さい。
- 中・低回転域でのトルク・アップを必要とする場合には非常に有効に作用するようです。強力で安定した爆発力を得られるので全回転域でトルクの上がるのは間違いない筈です。
- 低域からトルクの太る事で燃費を良くしたい場合には非常に有効です。
- 低い回転数でトルクが出る、少ない回転で済む=機械寿命は延びる。いつもの話です。
ス−パ−・ブロ−・カット(仮称)
左の図は穴を開けた部分の図。右の図はパ−シャル・ブロ−に共通する加工部。
黄色で示してある部分は傾斜カット部。(右と左の表示で少しア−スの長さが違ってしまいました)
パ−シャル・ブロ−・カット(仮称)
上の図でもご説明していますが、ス−パ−・ブロ−・カットと同じ加工。ただし、こちらはサイドだけ。
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