「△Tri」装着へのアルミシートを用いた装着法アイデア
平成13年9月2日
従来のネオプレンシートを使用した燃料への装着方法は二枚の磁石を正面に向かい合わせた場合にはほぼOKなのですが、三角形を形成する場合には「ネオプレン」の変形などによって磁石がズレたり、ネオプレンから剥がれて隣の裏側に貼り付いたりしてしまう場合があるようなので色々と画策しております。
そこで、アルミシートを使用した例をご紹介しますので装着の参考にしてみて下さい。
実験的に「△Tri6」というのも試してみましたが、結論から言えば費用対効果という部分ではお薦めは出来ません。
つまり、「△Tri3」の倍量のネオレックを用いても「倍の効果があるわけではない」(当たり前ですが)という意味です。
メーカーの説明によると20X30(MM)の面積で、この磁石が4MMあれば「物性としての磁力の飽和量」はほぼ7割以上を達成しているといいます。
そこで、完全飽和量に達するのは32MM厚というお話なんですが、厚くしてもそれ程意味のある事とは思えないのですが、「△Tri6」を作成する簡単な方法を編み出したので試してみました。
結論から言うと「△Tri3」の磁石効果の2割アップ位の体感差、だと思いました。
アルミシートを利用した装着法をアイデアとして提供します。
金属なので、切断面で手を切る、ホースが切れるなどの心配がありますので実際に作業される場合には充分に気を付けて作業して下さい。
←まず最初に使用するアルミシートですが、0.2mm厚の200X300mm というのをホームセンターで購入して使用しました。 ↑使用しているのは「多用途一般用両面テープ」30mm幅のものです。 |
上の画面上での磁石は一枚の上下が30mmで幅が20mmです。
赤のマーキングを施したモノがNで青のマーキングがSです。両面テープへの貼り付きが良いように、私は張り替えの都度「溶剤」などで磁石をキレイにするので、マーキングは毎回塗り直しています。
アルミシートは磁石の30mmよりも少し細く、25mm幅位にした方が磁石の外にアルミが出るのを防ぐと思います。
こちらの写真は最初のテスト用なので30mm幅X200mmです。 |
上記の写真はホースの太さ12mmを示しているノギスと貼り付けた磁石の間隔を示しますが、一番右の写真の通り、若干間隔が近すぎて正三角形を形成しませんでした。(ただしよく見ると判ると思いますが△Tri6の失敗作です)
気を取り直して、ガソリンタンク側からフュエル・フィルターへ向かう部分へ、 「△Tri3」の3連装です。 この部分は手前FuelFilter側から「NSN」 左ストラットマウントにタワーバーの片鱗が見えています。 |
そして、これが噂の「△Tri6」。
両面テープは片面だけに施して、反対側は磁力だけで貼り付いています。
その後、ズレなどが発生しないか
確認の為にしばらくタイラップで締めて 観察することにしました。 |
自分でいうのも何ですが、なかなか迫力ありますね・・・。
エンジン側からフュエルフィルターまでは「△Tri6」の「5連装」で、こちらはエンジン側から「SNSNS」です。
アルミには熱が直接来ますから、少々断熱材の施工を必要とするだろうということで、その後以下の処理を行いました。
その後、2ヶ月近く様子を見ましたがズレなどの問題はなさそうです。
写真の右側は水道用の塩ビ管に施す断熱テープ。 そして、左は3Mの熱管理テープ「YR3633」1インチ幅。 こちらは1m:300円でお分け出来ます。 |
先ずはタイラップを外して断熱テープの施工です。
結構な幅広テープですから大体2重になるように |
そして、仕上げに「熱管理テープ」を貼りながら巻いて行くと 出来上がり!! 何だかホイル蒸し料理みたいです。 熱管理テープは耐熱テープで太くなった分もありますが、 この部分で90cm使った覚えです。 やはり2重くらいに貼り重ねていますけれど、 |
ま、こんな感じで△Tri3の3連側も同様に断熱を施工しました。真夏の炎天下を走行直後に指で触れてみても、さほどの熱を感じないので断熱処理としては充分に成功といえそうです。
レガシィの吸気へのネオレックのセッティングです。
こちらはネオプレンでの施工のままですが、吸気用は0.1mmのアルミシートでも出来そうかな?
でも、弱いのが難点ですからやはり0.2mm位の方が安心でしょうか。
ターボの煙突が映っている左側がターボに入る直前のダクトです。
この部分には9枚使用していたと思います。 |
インタークーラーからバルブボディに入る部分、
つまりICの出口部分。こちらは磁石を横置きで6枚です。 |
MPVに施したネオレック装着・画像集
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最強のアルミトライアングル
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