NewMPV/V6-2500 の燃料のインレットホース
および「今度こそ燃料への磁化処理」のインプレです。
平成13年1月2日
燃料ホースの情報は早く自分自身で確認するべきでした、混乱を招いてしまい本当に申し訳ありません。
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NewMPV/V6−2500
※この車両の燃料フィルターは燃料タンクの中に「送りの高圧側・燃料フィルター」と「戻りの低圧側・燃料フィルター」の二つがあるようです。ただし、この両方共が燃料を送る電磁ポンプと共にフュエル・タンク内に設置されています。
整備書によれば、燃料タンクから電磁ポンプを経て圧送された燃料はエンジンルームに向かい、
燃料の脈動を抑える為に設けられた「パルセーション・ダンパー」を経てインジェクションへ送られる
とされています。
で、
この「パルセーションダンパー」の位置ですが
「左タイヤハウスのインナー側」で直径50mm程の黒い円筒型をしています。
下方から燃料の送りが、この「パルセーションダンパー」に入り、
ここからエンジン側に向かって出ているのが「燃料の送りホース」です。
(位置関係として確認ですが、このホースの上をやや並行して上を走るのがインジェクションからの戻りホースです。)
作業方法
- まず、エアクリーナー本体が邪魔をして作業がしにくいのでコレを取り外しますが、
- 最初にエア・エレメントを傷つけないように注意しながらエアクリ本体から抜き取ります。
- 次にエアクリのハウジングの後ろ側、タイヤハウスに付いているEGRホースのカップラーを外します、
これはエンジン側の前にある切り欠きをエンジンの方に起こしてやると簡単に外れます。- エアクリの後ろ側にあるホースの挟まっているところのホースを外します。
- エアクリの本体からエンジンに向かったジャバラのゴムホースの一番エンジン寄りのバンドをドライバーで緩め、
ゴムホースの前側に付いているEGRソレノイドバルブの取り付け部分のナット(10mm)を外します。- エアフロメーターの下、エアクリ本体に抱きかかえられている
フュエルフィルターのような黒い「EGRオイル・キャッチタンク」をこのクランプから外します。- ジャバラのゴムダクトの後ろ側からエンジンに向かっているホースをダクト側かエンジン側で外します。
- 取り敢えずここまででエアクリの蓋部分とエアフロメーターからサージタンクに向かう部分は外れるはずですが、
- エアクリのボディ側も取り外した方が作業は楽だとおもいます。
- エアクリのボディ側は下が嵌めこみ、上は12mmのボルト一本で止まっていますので、このボルトを外します。
- 次にヒューズボックスの後ろに付いている「Diagnosis」の取り付けを一旦下方に押してツメを前に倒し乍ら引き抜いて
この「ダイアグノシス」をヒューズボックスから外します。- 「ダイアグ・・・」のワイヤーハーネスがエアクリの本体に止められているので、ここのカップラーのストッパーのツメを小さなマイナスドラバーで起こしてやってカップラーのベルトを抜いてやります。
- ここまでで、アエクリ本体の取り外しが出来ます。
- あとは上記の燃料の送りホースに2枚のネオレックを反発させてセットして行きます。
- エンジンに一番近いところから「パルセーションダンパー」までの間にNSNSNSの6セットが装着できました。
- ただ、6セットで充分とはとても思えないので「パルセーションダンパー」へ入るホースにもあと3連NSNを取り付けて
- これで取り付けの作業は完了です。
- 取り外した部品を全て元に戻しておしまい、あとは走ってみるだけです。
- 今回、これまで私はEGR関係にネオレック9連装をしていた訳ですが、こちらを取り外して同じモノを正しい燃料ホース(苦笑)に取り付けてみました。
- 折角良くなったところを外したのはEGRと燃料の「どちらが効くか」を確認したかった為で、
- 結果、「燃料の方が随分とトルクが太る」という事実をイヤというほど体感しました。
- 走行しているとアクセルを放してもどんどんと走って行くのが印象的です。
- 現状ではこの磁化処理の変更から50km程しか走行していませんが、恐らく今後しばらくの間はこれまでの経験からまだまだ向上を見せる方向であることは間違いないと思います。
- ただ、EGRの磁化処理自体も効果を体感できることに違いはないので、今後またこちらへの施工も考えています。
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