「よもやま話・10」

オイル添加剤の販売ル−トと実際の効果

「販売ル−トと実際の効果」に関係などないに決まってはいるんですが・・・。
大きな流れとしてここへ来て「オイル添加剤」が注目を浴び始めている理由とその傾向について少し考えてみたいと思います。


オイル添加剤に限った話ではありませんが、
商品は消費者にとってその特性の分かり易い事が「量販」の最低条件なるせいで TV コマ−シャルや新聞広告、雑誌広告などの先行投資でそれなりの経費を織り込んだ価格に販売手数料即ち現場の利益が乗せられて販売されます。放っておいても売れる商品ならば小売りの現場での「商品説明」も不要ですから、小売店での販売価格と品揃えだけの勝負になります。
ただ、不況の叫ばれる現在の状況では「放っておいても売れて行く商品」はごく限られた人気商品、これにも人気を得る為の莫大な先行投資や戦略があるわけですが、そうでなければ最低限度の消耗品だけともいえるため、様々な業種で規制緩和の波に乗って登場する新規参入組みとの新たな展開で混沌とした市場の状態が続いているんだと思います。

オイル添加剤に関してもやはり「従来どおり」とは違ったアプロ−チをする為に見直すべき分野として「白羽の矢」が向けられているものといえます。
従来からこの業界内で既に取り扱われている品揃えでは「利益確保」が難しくなってきているというのが最たる所以で、「何か他に」というのは他の業種と同じく目を皿の様にして漠然と「探し求めている」訳です。

というよりは自動車の業界サイドとしては「待ち望んでいる」といった方が適切かもしれません。
というのも、私が沢山のディ−ラ−さん或いは流通業者の方々とお話をしていて感じる事ですが、
「どうせ本業にプラスアルファの話」なのだから「苦労せずに済む話にしか興味は湧かない」といった受動的な姿勢だな、という印象を強く受ける為です。

例えば「量販」という分野では添加剤の「性能」についてはあまり問題にされない事が多い様で、

まあ、ざっと見渡しただけでもこれだけの話がありますから、底辺ではもっともっと沢山のアイテムが蠢いている訳で、それは業者間の関係で選択肢がなかったりという場面もあるのでしょうが、いずれにしろ「商売」として成立すればひとまず「オイル添加剤を取り扱う」という意味において役割を果たしている為、もっと良い製品である必要も販売する側には無い訳で、アイテムを切り替える事でその販売単価が下がれば逆に好ましくないという言い方も出来る事になります。


「ミリテック」に関して言えば、私が従来の流通単価を大幅に引き下げた事により、これを取り扱ってきた販売者側の高級品としてのメリットが半減してしまったのは事実です。約480MLを12000円で販売して来た従来の業者にとって、これをほぼ半額に下げられてしまった事により、販売する側の意欲を削ぐ事になったという部分では私の努力は「悪」以外の何者でもないでしょう。
何度も言いますが、本当に良い製品に出会い、それを使用する事は使用者であるユ−ザ−サイドのメリットです。


「ミリテック」の販売価格は

オーリンズを扱うプロショップで販売されている8オンス約235m入りが6,000円→4500円に変更?
(こちら一応正規品・・・のリパック?)

ドライブ・ショップで販売されているものは230ml入りが5,800円
同じく中身が同じでギア−用とされている150ml入りが4,300円
(こちらノン・ライセンス)

以上全てリパック品。

ちなみに、工業用に正規供給されていた九州のタステックさんは現在権利関係が失効していますが
500ml入りボトルで7,500円?です。
こちらは、12本単位で購入すれば5−10%の値引きに応じますということです。工業用。


こちらでは現在「ミリテック」16オンス(473ml)入りを4,800円でお届けしています。(送料込み代金引換便、税別)

ご希望の方はこちらまで、メ−ル・フォ−ムのすぐ上に詳しい連絡先が記載されています。


なんだか最近面白くない話ばかり書いていますね。またまた反省。


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