Na10-Miracle・非ニュートン添加剤のコーナー



Na10-Miracleの発売からほんの3日目、
仕様事例のご報告も無い段階から
いきなりの反響には非常に驚いております、皆さん本当にありがとうございます!!<(_ _)>

H16年5月、LSDA(LSD用フリクションモディファ)と共に新たにアリシンの取り扱い製品に加わりました
Na10-Miracle(非ニュートン添加剤)に関する情報です。


Na10-MiracleはAerospaceLubricant,IncによってアリシンProシリーズオイル用に調整された非ニュートン添加剤です。

非ニュートン添加剤は粘度が変わる特性を持つ為に「粘度迷子」となるのが怖いわけですが
現状で得ている粘度変化の情報は0W40に5%の添加で(感覚的に)5W45
10W40に5%の添加で(感覚的に)10W45というものです。
(最新情報入手次第ご報告します)

平成16年5月13日
粘度変化に関する情報を追記:平成16年5月17日
(一番下です)


その前に、既に発売からあっという間に半年を経過致しました
312MT(植物酵素+非ニュートン添加剤)添加のご報告から


このアイテムは当方での売り切れとALiSYN/Na10-Miracle(非ニュートン添加剤)の発売に伴い、
現時点ではこちらでの取り扱いから外れてしまったLubricon/A-312MTですが
遅ればせながらではありますが、まずはこちらのインプレッションから・・・。


ボロちゃん号BF5レガシィTBOにA−312MT試してみました。


ギアオイルは昨年の夏から交換をしていなかったのですが、
近いうちにギアオイル交換を行ってからの312MTテスト・・・とか考えるうちについ時に流されておりました。

で、アリシンの新製品Na−10/Miracleリリースの話が持ち上がって、
同じく非ニュートンの312MTは機能面で被ってしまう・・・(^_^;)
早々にこれの体感テストを行わなくては・・・と思い立って312MTのテストに入った訳ですが
今回は私らしくも無く(珍しく)使用途中のギアオイルでのテストです。(あしからず!)

2万キロ経過でもさしてシフトフィールには不満もなく
気になっていたのは全体のBodyヤレに起因するであろう(ミッションとは関係のない?)
「建て付けの悪くなったボディが全体に密度の薄いチープ感を大袈裟に演出している部分」ですか。(^^;
おんぼろのガタピシ感・・・。

レガシィはセンター&フロントデフがミッションオイルと共用なので
ミッションオイルのレベルゲージが付いている為にこういった添加剤を注入するには非常にウレシイ構造です。
ボンネット開けて、ゲージで液量を確認したら、
添加剤の分だけゲージ穴からギアオイルを吸い出して「A−312MTを添加するだけ」(^-^)!
(もっと早く試すべきでしたっす・・・)

で、
投入してすぐに走り出しますが

特別なリードタイムもなく速効で滑らか感が激増し、
シフト時のシフトノブに来るコツっとかカチっといった感触が「コクっという感触と音」に変わりました。
やはり「非ニュートン化による納豆パワー炸裂〜ッ!」は即座に効いていくれています。


312MTは添加剤状態での糸引き具合は「かすかに糸引く程度」ですが
3.5Lのミッションオイルに対してコレが300mlにも拘わらずコレでも結構効くなシメシメ。
というのが「感心するほどの効果に対する素直な表現」です。
シフトの渋さはもともとリバース以外にはありませんでしたから、その点の向上部分は殆ど読み取れませんでしたけれども
「ギアの噛み合う部分にもっちりした緩衝材の入ったような感触が手に取るように分かる」のは独特であり
非ニュートン添加剤の特徴的な効果だと思います。

喩えていうなら
「キャァ〜助けてェー。何とかしてよアンタぁ〜ッ!」と喧しく叫び続けていた古女房が
途端に一言も文句を言わなくなって=温厚な性格に変わったような・・・。とか、
途端に静かになったと思ったら「うたた寝」を始めていた・・・とか。
(言い得て妙なほどですが、ウチの暴走嫁2になぞらえたワケでは御座いませんのでお間違いの無いように)
  これは↑家内へのメッセージ?・・・失礼。(^^)(*^_^*)

道路上を滑る感触
これも「もっちり」に通じる部分で当然ながら路面からのゴツゴツ感も激減して、かなりのレベルで車自体の高級感が出ました。
やっぱり、ネチネチは効くんですね・・・。

加えてご報告をするとすれば
クイックシフトを入れた時から気になっていたのですが、高速の料金所などで窓を開けて停止して
5thからNにギアをオフした場合、これまで「カっチッ」というかなり固い金属音が出ていましたが
これも312MTの添加によって、やはり「こちっ・・・」という感じの音に変わりました。
(ここはギアオイルの関与しないリンケージ部分の音かも知れないので、気分程度の蛇足です)

ただ、ここで気付くのは
Aシリーズのオイル添加剤では「312MTだけに非ニュートン化」をしてリリースして来たという部分です。
油性向上剤としてAが非常に有効に効くのは、酵素の働きかけによって成分を細分化(つまりイオン化?)し、
粘度を殆ど左右せずに結果的に粘度指数が上がる傾向で金属面への油膜を厚く確保するという点ですが、
ギアオイルに限っては非ニュートン化によって製品化されているという点は見逃せない部分だと思います。

つまり、歯車一枚一枚に車重と加速要因の重なる実に過酷なステージに於いては
ギアオイルにはもともと極圧剤が付き物で、更に何かしらの微少金属成分も含有させており
(アリシンの場合にはアンチモンですが)
磨耗と滑りに対するこの非常に過酷な条件に対し、それなりの仕事に寄与すべく様々な工夫を強いられている部分といえますから、酵素をしても更に強力な油膜を形成し、その体感度を強力にサポートすべく非ニュートン化が成されている
と申し上げて間違いないと思います。


で、今回私はこうした添加剤を試してみるに初めての試みとして
「使用中のオイルに添加」という荒技を敢行致しましたが
果たして、その後の「勿体ないおばけ」の出そうな変態行動・・・。

そう、312MTの入ったギアオイルを数日後、アリシン新油に交換してみました。

結果を端的に述べるなら
「新油のギアオイルの方が良かったべさーっ!!」(^_^;)

そうなんですよね、
ギアオイルの仕事というのは過酷だからこそギアオイルには極圧添加剤が入っていたりと今書いたばかりです。
それだけ過酷な条件で、しかもワタシは結構飛ばしたり回したり・・・。
シフトの渋さ位しかミッションからのメッセージは来ないとはいえ
やはり換えたら遥かにクルマが軽く走るわ(速いっ!)、振動も減るわ、例の安っぽさチープさも消え去るわ、キモチイイわ、嬉しいわ、もっと走りたくなるわと良いことずくし。
正直なところ312MTを添加した古いオイルよりもタダの新油の方が圧倒的に快適でキモチイイ、軽くて振動もない。

【ここが一番大事なところです】
やっぱり、基本はオイルメンテナンスなんですね・・・という話が妙に新鮮だったわけです。

ちなみに、サービスデータなどを見るとギアオイル4万キロ毎
とか書かれています。
ギアオイルもATFなんかと同じく
2年2万キロ行かないうちに交換すればこんな激変もしない=保守の意味からいって完璧?
なのかなぁ・・・と思った訳です。
思い起こせばその前回のギアオイル交換時も同じ事を感じていたので
やはりギアオイルも早めに交換を心掛けましょう!
という自問自答だったりしまして

で、急いでリヤデフのオイルも交換しましたとさ。

皆さん、ギアオイルもちゃんと早めに交換をしましょうね!

恐らくは1万キロで交換をしても劇的な改善をみます。


そこで、いよいよNa10-Miracleの出番


・・・とまぁ、A-312MTは確実に効果のあるギアオイル添加剤と太鼓判を押して良いと思います。が、
気になる部分は「それじゃぁNa10-Miracleだとどうなのさ?」という話ですね。
ギアオイルの話の流れですから、まずココにNa10-Miracle3%添加の現状をレポートします、

先ずはギアオイル編

市川「突然プチ」オフ(H16/4/25)の前日、
突然オフの為に超多忙となった夕刻、ミッションとリヤデフに上記Na10-Miracleを3%添加していざ出陣。

思わず道すがら通過ポイントの浜松、富士へ途中から経過報告を入れたくなってしまうほど
「満面の笑顔」というか「ニタニタ状態」というか
「タイヤが新品になっただけではなくて、ソレで絨毯の上を走っているような」
「クルマ全体の組み付け精度が格段に新車へ近づいたような緻密感」
例のガタピシ感がまるで無くなるんですね、ミッションMtとかエンジンMtを交換してもこうはなりません。
まさしく新車に乗っているようなイメージです。
「おーい?こんなに良くなるのかいー??」(^_^)vと正直に笑えてくるほど。

あと2%の増量で文字通り「足を引かれる」ほどに重たさの出るものなのか、
普通車の場合、恐らくそれ程の事はないと思いますが、これは今後の検証となります。


パワステ編

レガシィはもともとパワステにはゴツゴツと少々の違和感がありましたけれども、
30ml程度の投入でウソのようにフィールが改善しています。
全体量は2L位だったと思うので、今後こちらにも3%への移行を予定しています。

MPVも同様に30mlの添加ですが、もともとエンジン稼働の停止状態でハンドルに細かな振動のある部分は少々改善。
これも更に30mlの添加で検証を行う予定です。


さて、いよいよエンジン編

検証例は私の所有車両での事例ですが
この手の検証はどうしても「あっちこっち、とっかえひっかえ」は禁物なので集中的に一台に乗る。
そのうえその間、別の検証は全てがストップとなりますので、
新たなひらめきもきらめきも全てが御法度になりますから私の場合コレが何よりのストレスだったりしますねん・・・。f(^_^;)
その日の気分で乗りたい車に乗れない日々、
検証自体は楽しいものの誰よりも先にと・・・、贅沢な悩みではありますねぇ。(特権?)
ごめんなさいねー!「犠牲的先進人柱行為」と呼んで下さいっ!だっ!!(笑)
(DLUG開発室としてはオリジナル・ネタですから当たり前の話ですね)


★ ロケット号MPVの使用オイルは現在0W20。 Na10アプローチを検証中、現在6% ★

添加量の推移はオイル全体量の0−3−4−5−6%

昨年は春先から0W40をテストしたこの車両、この粘度は若干の重たさが気だるく高域のトルク感よりもフケの重さがストレスとなりがちな部分を解消したくて0W20に戻してみるとA212ナシではやはり若干高域でのトルク痩せが気になりました。これは2名程度の乗車率の場合には高速をいくらぶっ飛ばしても特に問題を感じないのですが、家族全員が乗車している場合に不満な点と感じておりました。子供達も成長するに伴って乗員の重量増加が著しいという条件の変化が見逃せません。(私もこの冬太ったし・・・)(^_^;)

徐々に添加量を増加してみましたが、納豆性状によるコンプレッションの密封効果による恩恵と反面にある粘度増加によるスポイルが発生する「際(きわ)」
これは乗り手とエンジン状態(距離、乗り方の経歴による個体差)それに用途で好みの添加量には差が出ますけれども、普通車の場合はこの受け皿(許容範囲)が軽自動車に比べると広いと思えました。
現状で私のMPV(V6−2500)で0W20に6%辺りがスイートと思えます。
フケの軽さはスポイルされずに低域からトルクが増大し、高域に於けるトルクの就きもかなり良い状態です。

★ 紅クジラ号メルセデスは現在5W40。 Na10なアプローチ、こちらは現在5% ★

添加量の推移はオイル全体量の0−3−4−5%
その前に実はこの粘度へ行く前に、当初これの入手時点で試した10W30から極端に軽い0W20を素で試してみました、
これは面白い事にメルセデスらしくない「トヨタみたいな出足」に爆笑。
もともとこのモデルはアクセルも非常に重たく、出足という話だけならば「鈍重」と評価されがちな特性を持っていますが
思わず自分の頭をヘッドレストにぶつけてしまうような出足の加速には本当に笑えました、けれども0W20はいかんせん低粘度オイル・・・。高域のトルクは極端に痩せてしまい、おベンツご自慢のアウトバハン領域の回転ゾーンでは「ふぬけ」になります。
「らしさ」を演出する=設計上要求している粘度というのは大きく外さない方が吉だな、という学習となりました。
で、このオイルは400kmで抜き取って即座にレガシィの人柱Na10テストに流用しました。

濯ぎも終えて←レガシィにはこの濯ぎ溶液かよっ!(笑)新たに投入した5W40、初めて入れていたアリシンの10W30よりも軽く感じるのはやはり「汚れの析出と再循環」によるフィール悪化だったのでしょう、意外に軽く吹けるし静粛で快適です。
昔からMBの整備を行っているセンスの良いお店では「MBには15W50」という話を聞いたほど高粘度寄りを好んで使用している事も考えれば、その辺りも狙ってテストを行おうと思いますが取り敢えずはこの粘度に徐々に増量。
3%は確かに変化はあるものの、物足りなさがあります。
4%でいよいよ
5%でこれでいーよいーよ、でも実はもっと入れていーよカモ??
今後もう少し増量の検証を行います。

★ ボロちゃん号Legacyの使用オイルも現在まさか?の0W20。 Na10アプローチを検証中、濃度は現在6% ★

添加量の推移はオイル全体量の0−3−4−5−6%
さて、こちら
今の話で紅クジラ号の廃油でございます、といっても400km使っただけのオイルです<でもちょっとキタナイ。(^_^;)
まずはそのままで走ってみますが、これまたとんでもないレスポンスでけたたましく吠え上がる怒濤のフケ。
ただし、これもMBと同じく「高域にトルク痩せ」が著しく、4000〜5000rpmの特色ある官能部分は完全にナリを潜めてしまい
「どこがターボ?」という表情・・・。「蛙のツラにしょん・・・」みたいな。
で、ココにNa10を添加して参ります、
3%で「おーっ!」低域のトルクがごぼっと太る(NA−3Lみたいな感じ)←なぜNAかというと今の話で上は向上していない。
4%で更に低域太って高域のトルクもやや太る
5%で全域プラスアルファ
6%で高域が特にプラス
静粛性の部分はこれに比例する感じで(粘度は上がりますから当然ですね)「これもアリかな?」という感触です。

※ ここで注釈
Na10-Miracleは粘度に変化を与える要因ではありますけれども、私の観察したところに拠れば
5〜6%の添加にもベース粘度の表情を完全に脱却してしまうような話ではなく、
あくまでも0W20の表情であった点=即ち現状でも高域の官能レベルには未だ出会っておりません。
このまま増量にて様子を見ましょう。(まだまだ、やることだらけだぁ・・・)


実はこの粘度を試す前段階で従来5000km使用していた5W40にNa10を5%というテストを最初に行っています。
これには誰もが驚いた程に「低域のトルクがバケモノみたいに太っていて、例の最大トルクレンジが滝の如し」でした。
改めてMBで使用している5W40をまた廃油で貰ってテストをしたら
今度は0W40に添加のテストを行おうと思います。

 チビクロ号Today/Ri-Zの冒険、使用オイルは20W50からナント<<0Wを経て現在0W20。 Na10なアプローチは現在5% 

添加量の推移はオイル全体量の0−2−3−4−5%
こちらも色々とやってみました。
というのも、別コラムでご紹介しておりますように従来使用していた0W20では1000kmに1000mlのオイル消費をみるなど、オイルの上がりが下がりの症状を発病しておりまして密閉性確保の為にテストとして15W40に粘度変更を試しました。
実はこの粘度変更で「重すぎ」を演出したならば即座に5W30への調整を目論んでおりましたが、意外にもコンプレッションUPによるトルク増大の恩恵がオイルの重たさを帳消しにしている感触を得た為、その時点で未入荷であったNa10-Miracleではなく、手元に残っていた「色の濃い旧納豆」を30ml程ソコに添加で様子を見ると・・・。
また好みに近づくではありませんか!?
これはやっぱり面白いゾということで、次々に増量してゆくと150mlに達した時点で極端に重たくなる・・・。
やっぱり、流石に重たすぎましたかぁ〜〜〜。(^_^;)いよいよ<<0Wで希釈?と思いきや、
「待てよ、現状のコレは果たして20W50よりも重たいのか軽いのか?」
確認をしたくなった私はオイルを抜き取って素の20W50を投入・・・。
結果、20W50の方が軽かった・・・です。
(ちなみに、これは「旧納豆」のオハナシですので悪しからず、Na10-Miracleの方が常温での粘度はかなり低いです)

必ずしも動粘度としてどちらが軽いのかは検証しておりません。
常温の粘度と動粘度は必ずしもイコールではありません、例えばアリシンProシリーズは基本的に熱変化の少ないオイルです。

最後の検証として、この20W50に「旧納豆」を30ml添加してみましたが、15W40に150mlの「旧納豆」よりも軽かったものの、改めて乗ってみると重たい伸びない=走らない。しかしながら、0W20+A212に比べて燃費はあまり変化なし。
テスト期間としては短かった為にオイル消費に関しても検証の出来ない、結果的には参考にもならないテストではありましたけれども「面白かった」のは経験として何かの足しになったかも・・・。

そこで、極端にも次に試したのが「再度」素の<<0W!
メチャンコ軽いですーっ!!
当初、ゴミオイルの濯ぎとして使用した時点の感触とはまるで違った印象です、
ただしトルクの乗りは薄い感じだった為にNa10-Miracle添加による効果を見るには非常に胸が躍ります。
0−3−5−6%
重たさを演出せずにトルクが乗ってくる、
これはボロちゃん号のソレと酷似しておりますので内容は割愛させて頂くとして

現状は表題の通り「0W20」にNa10-Miracleの0−2−3−4−5%
Ri-ZはATよりもMTがハイカムのセッティングなので「中低域重視型」といえるAT車両では
現状で「納豆多すぎ?」状態かもです。
しかも吹き抜けの多い症状を持つ現状なので、健康体であればもっと低い濃度で重すぎ?となる可能性もあります。

非ニュートン添加剤とエンジンのコンプレッションについて・・・

以前、「旧納豆」の頒布時点でも話題となった話ですが
新車のエンジンでも実は「吹き抜け」というのはゼロではないです。
ピストンリングのコンプレッションリングに油を持ってシリンダーを駆け上がるピストンには
ある程度の隙間(トレランス)が存在して=磨耗を防ぐ為のオイルフィルムによってコンプレッションを得ています。
つまり、ココに糸引く納豆とか根昆布とかオクラとか山芋・自然薯のような
いわゆるネバネバと絡みつく要素が加わる事で、通常は不可能なレベルのコンプレッション獲得が可能になる
というオハナシです。
だから効くんですね、但し使用法を間違うと重たくなりすぎてBadWizerd(バドワイザーじゃないです)。

従って、追い込んだ粘度よりも一段階くらい軽めの選択で添加が失敗のない近道ではないかと思っています。
ま、色々と楽しむ題材としてお試しを頂くとして、いずれにせよ
「もっと効くか、これでもか」と煩悩の許すまま試すウチに「一度は重たすぎに嵌ってしまう」のかも知れません。

「私の名前はバドライトビアー、軽くても敵ではなぁーい♪」というノリでベースを選択されるのが吉かとは思います。
軽の場合はエンジンが非力なので特にその点、添加量なども0.5%刻みが確実かも知れません。


ユーザーの皆々様に於かれましては、なにせ生まれたばかりの今は名もない新製品で御座います、
実際にお試しを頂きましたら
是非とも車両詳細その他のプロフィールと経過のご報告をBBSへご投稿を頂けましたら誠に幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

<(_ _)>



急いでテキストを纏めましたので、今後このコラムには追加情報などを載せる予定です。
誤字脱字その他、お気付きの点がありましたらご指摘頂下さいませ。

早々にDMを頂いておりますインプレッションも順次ご紹介をさせて頂きます、
いきなり「ATFに人柱Mode」の方もいらっしゃいまして・・・(笑)
掲載に関しては許諾確認メールを差し上げられないかと思いますが
予めその旨、何卒ご了承下さいませ。<(_ _)><(_ _)><(_ _)>



※ ちなみに、タネあかし・・・旧納豆は時折「自己破産」によって金融モノの出回ります超力金っていーます。
(このネタは自動的に消滅します)


最後に・・・オイルレベルに関する考察

こうして色々と添加量の変化を観察する中で気になった点ですが
非常に重要なチェックポイントがあります。
それはオイルレベルゲージのFullLineとLowLineによるフィールの変化です、
つまり、添加量の増加によって当然全体量が変化してしまいますから、検証の邪魔になる要因となるという話なのですが、
これはそもそもベースオイルだけの場合でもやはりオイル量によって乗り味が変わります。
クランクシャフトがオイルパンのオイルに触れるとか触れないとか
空きスペースの変化によってブロバイ圧力が増減するのか
原因は定かではありませんけれども、
明らかな変化(大きな変化)のある場合が多いです。
FullLineを越えるといきなり・・・という場合もあるようです。

オイル少なめの方が軽いフィールになり、多すぎるとモッサリという場合が多いようです。
その辺りの変化も学習をしておいて損をする事はないですね、
少なくともオイル量をつぶさに観察するクセをつける
という意義だけでも有効だったりするのでは?とも思えます。
またしても「感性を磨くチャンス」なんですよ。

自分の車のボンネットすら開けたことのないヒトは勿論・・・さぁいなら〜(^^)/~~。
(笑)


5月17日追記分:

Na10-Miracle添加によるガイドラインについて、アリシンより以下の通りTechnical Infomaionが参りました。

末尾の数字が約100℃下の動粘度を示します、
添加前のオリジナル動粘度/添加後の動粘度です。

2-1と2-2は新たにミキシングチャート入りの調整粘度の為資料が手元にありません、
インデックス番号は問い合わせが2件目であるために「2−」となっていますが、
それ以外に意味は持ちません。呼称として利用出来るのでそのままにしました。

15W40に関してはデータの問い合わせ漏れで先方の回答待ちです。
数値的に見て少々ちぐはぐかな?という点もありますけれども、実測値でこれらの数字を出しているようなので回答を得るのに大変長期間を要しました。
追加情報も非常に時間のかかる可能性があります、何卒ご了承下さい。


まず、こちら
既成粘度に加えて特に軽い粘度を抜粋しました。


Mixing Ratio by Volume Approximate
Viscosity in cSt*
2-6. 5% added of Na10-Miracle to <<0W. 3.16/3.5
2-1. 5% added of Na10-Miracle to 0W10. original cSt unknown/4.5
2-2. 5% added of Na10-Miracle to 5W10. original cSt unknown/4.9
2-3, 5% added of Na10-Miracle to 0W20. 5.98/6.3
2-4. 5% added of Na10-Miracle to 10W30. 10.55/11.2
2-41.5% added of Na10-Miracle to 15W40. 13.6/changed cSt unknown
2-5. 5% added of Na10-Miracle to 20W50. 19.4/19.9



更に<<0Wをベースとした場合に5%ずつの増量ではどういった粘度になるのかを参考にして下さい。


2-6. 5% added of Na10-Miracle to <<0W. 3.16/3.5
2-7. 10% added of Na10-Miracle to <<0W. 3.16/4.1
2-8. 15% added of Na10-Miracle to <<0W. 3.16/4.5
2-9. 20% added of Na10-Miracle to <<0W. 3.16/5.2
2-10. 30% added of Na10-Miracle to <<0W. 3.16/8.1



※通常のオイル単体がそうであるように、上記の粘度数値は使用温度と回転数、使用時間が粘度変動要因となります。


初めてNa10-Miracleをご利用頂く場合のお薦め使用法と留意点
皆様から頂いたNa10-Miracleインプレッション集へ
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